なぜサービスエリアでよく見る?高級ソフト「クレミア」が全国でバカ売れした理由
観光地でのソフトクリームといえば、「クレミア」をやたらと見かけます。ラングドシャコーンに北海道産生クリームを25%も使用した、濃厚なのに後味すっきりの生クリームソフトは唯一無二の美味しさ。600円前後とプレミアムな価格帯にも関わらず、なぜ様々な場所で見かけるのでしょうか?
あえて「巻かない」フォルムで高級化!1個500円超えの付加価値戦略
「クレミア」は前述の日本で初めてソフトクリームの機械を輸入したソフトクリームメーカー最大手日世株式会社が、「最高のソフトクリームを作る」ミッションのもと開発し、2013年に販売開始。当時、日世では乳脂肪分8%のソフトクリームが最もグレードの高いものであり、「それより美味しいものは作れないだろう」とされていたにも関わらず、試行錯誤の上で乳脂肪分12.5%の濃厚でなめらかなソフトクリームを開発。
さらにコーンをラングドシャに変え、ソフトクリームも敢えて「巻かない」フォルムにするなど斬新な商品を完成させました。当時ソフトクリームの価格は350円前後だったのに対し500円以上で販売し、付加価値を価格にも反映させることでインパクトを与えました。
提供スピードの速さがSAに最適!店側の負担を劇的に減らした画期的アイデア

「巻かない」のも特徴の一つ
サービスエリアはもともとソフトクリームを販売する店舗の中では若干高めでも売れる場所でした。そのためクレミアの500円以上というプレミアム価格帯を導入しやすかった背景はあったといいます。
加えて、サービスエリアは人が多くソフトクリームがかなり売れるため、華やかな盛り付けやトッピングを行わずとも高価格の商品を販売できることはお店にとってもかなり魅力的だったのです。
「巻かない」こともお店にとっては負担が少なかったのでしょう。早く提供できることから、「うちの店でもクレミアを販売したい」と日世には問い合わせが殺到、そしてクレミアのお店は全国に約1,000店舗もでき、「サービスエリアや観光地でよく見る!」とブランド化できたのでした。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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