なぜ? 東日本と西日本でパッケージデザインが違う理由
「アワバル」は、アサヒビール側からPPIH側に対してNPB協業の声がけがあり、商品のコンセプトや味わいなどはアサヒビールが主導で監修しました。PPIHグループはデザイン案を提出し、2社のデザイン案から選ぶ流れとなりました。アサヒビール案とPPIH案の2つのデザインから選ぶ段階で「どちらも良いね」となった結果、「東日本と西日本でそれぞれ発売してみたらどうか」とのアイディアが出たといいます。

西日本は「気分を上げたい時に手に取りたくなる」デザイン

東日本は「自分らしさ&特別感のある」デザイン
境界線は東海エリア!「どちらの案も良かったから」という驚きの理由
「特にデザインごとに地域嗜好の違いを検証しようと考えたわけではなく、決して東西で好まれるデザインの傾向の調査なども行ったわけではありません」と小濱さんが語るように、2つのデザインのうちどちらが東日本でどちらが西日本というもの明確な理由があるわけではないといいます。コンセプトとしては東日本のデザインは「自分らしさ&特別感」、西日本のデザインは「気分を上げたい時に手に取りたくなる」ことだそう。しかし、東日本と西日本の境界線の位置はPPIHグループらしい場所。
「弊社はスーパーの『アピタ』『ピアゴ』店舗が、東海エリアに多くありますので、東海エリアを境界線として、東海より東を東日本としています。東海エリアでは東日本デザインの商品と西日本デザインの商品が入り乱れていますね」(小濱さん)
現在の売れ行きは「東日本デザイン」が一歩リード?
そんな2種類のデザインパッケージ、現時点では東日本と西日本、どちらの売れ行きが良いのでしょうか?
「東日本の商品の方が売れていますが、単に東日本のデザインが良かったというわけではなさそうです。市場規模の違いに加えて、関東圏では新しいトレンドへの食いつきが良いことも考えられます」(小濱さん)
たしかに、お酒文化やノンアルコール飲料等を飲む習慣があるかどうかなど、単純にパッケージだけで売れ行きや良し悪しを決めることは難しそうです。今後は総合的に鑑み、どちらかのデザインに統一して他小売店を含む全国で発売されるのか、あるいはまったく新しいデザインにするのかはアサヒビールによって判断される予定とのこと。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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