今年のご褒美時計は日本ブランドが面白い。Knotやミナセなど、時計愛あふれるプロ3人が「ガチで欲しくなった」絶賛の名作を本音で語り尽くす
執筆者: ライター/横山博之
【小林推薦】ミルコ「TYPE-03」

ミルコ
TYPE-03
¥220,000(税込)
ケース径42mm、200m防水、自動巻き
問い合わせ:Fukushima Watch Company TEL:050-1334-1853
ミルコは、「もし日本の機械式時計が、クォーツへの移行とは別の道をたどり、独自の進化を続けていたら」という発想から生まれたインディペンデントブランドです。
ブランド名も“未来(mirai)”と“過去(kako)”を組み合わせた造語で、1960~70年代の日本の機械式時計が持っていたデザインや空気感を、そのまま復刻するのではなく、現代の時計として再解釈することを目指しています。創業は2018年で、その翌年には最初のコレクションを当時世界最大の時計見本市だった「バーゼルワールド」に出展し、注目を集めました。
ヴィンテージダイバーズ×日本の伝統色「茅色」の絶妙な融合
今回紹介する「TYPE-03」は、そんなミルコの思想をダイバーズウォッチに落とし込んだモデル。200m防水や回転ベゼルを備えた本格仕様である一方、ミドルケースを薄く設計し、細かな5連ブレスレットを組み合わせることで、重厚になりすぎない装着感と上品さも確保しています。
さらに文字盤とベゼルには、日本の衣服や工芸、建築などに受け継がれてきた伝統色を採用。アルマイト処理によって、鮮やかすぎず、どこか褪せたような独特の発色を生み出しているのも大きな特徴です。
奥家「ダイバーズらしい面構えですね」
小林「200m防水なので、実用性もしっかりあります。一方で5連ブレスレットに上品さもあり、使えるシーンが広い。ヴィンテージ好きにも刺さるデザインだと思いますよ」
横山「ケース造形も含めてヴィンテージライクですが、単なる復刻調ではなく、日本の伝統色とうまく組み合わせているのが面白いですね」
小林「目を引きますよね。ヴィンテージ感のある独特の色味で、日本の伝統色『茅色』を採用しているんです」
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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