今年のご褒美時計は日本ブランドが面白い。Knotやミナセなど、時計愛あふれるプロ3人が「ガチで欲しくなった」絶賛の名作を本音で語り尽くす
執筆者: ライター/横山博之
【横山推薦】ミナセ(MINASE)「MASTER CRAFT J3」

ミナセ
MASTER CRAFT J3 ブラック文字盤/クラシカルブレスレット
¥316,800(税込)
ケース径37.4mm、5気圧防水、自動巻き
問い合わせ:MINASEお問い合わせ窓口 TEL:04-7192-6345
横山さんが推薦したのは、MINASE(ミナセ)の「MASTER CRAFT J3」。
製造拠点のある秋田県湯沢市皆瀬に由来するミナセ。母体の協和精工はもともと時計ケースのリュウズ穴加工などに使う精密工具を手掛け、その技術を生かして時計ケースの製造へ進んだメーカーです。やがて完成時計のOEMまで手掛けるようになり、2005年に自社ブランドとしてミナセを立ち上げました。
まるで鏡面! 職人の「ザラツ研磨」が光る圧巻のケース造形
今回取り上げる「MASTER CRAFT J3」は、ブランドの原点である「MASTER CRAFT M3」の造形美を受け継ぎながら、よりエレガントかつコンパクトに再設計したモデル。ミナセらしい立体的なケース造形や存在感を保ちながら、シャツの袖にも収まりやすい端正なプロポーションに仕上げられています。ブレスレットにも丁寧な仕上げが施され、ミナセが得意とする金属加工の魅力を時計全体で味わえるのもポイントです。
横山「最大の特徴は外装、とくにケースの造形と仕上げです。ザラツ研磨を用い、立ったエッジや平滑度の高い面を作り出しています。鏡面部分は自分の顔が映り込むほどきれいで、精密加工を得意とする会社ならではの魅力があります」
奥家「確かに、ものすごくきれいに磨かれていますね。削るプロが作ったケースという感じがします」
横山「ザラツ研磨は現在も日本の高級時計で使われていますが、職人の技能への依存度が高い仕上げ。ミナセはこうした外装技術をブランドの大きな個性にしています」
小林「実物を見ると、もっと上の価格帯に感じます。クオリティはかなり高いですね」
横山「価格相応というより、それ以上の価値を感じられる一本だと思います」
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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