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3万円の電卓!? カシオ『S100』、知れば納得するその理由とは?

カシオ S100

 電卓のパイオニアといえばカシオ。同社が第一号電卓を発表したのが1965年だそうです。当時の価格で38万円もしたというから驚きです。それが今や1000円でお釣りが来るほど安くなり、世界中に普及もしました。2017年で、カシオの電卓の累計出荷台数は15億台超。「国産電卓の元祖でありトップランナーのカシオが、電卓が大量普及したこの時代に、あえてプレミアムモデルをリリースしたのはご存じですか!?」と三陽商会クリエイティブディレクターの姉川輝天さん(本誌MonoMaxにて連載中)も思わず口調に熱がこもる逸品がカシオ『S100』なのです。価格はなんと3万円! いったい廉価な電卓と何が違うのでしょうか?

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カシオ S100
まず重厚感が素晴らしい。業界初の両面ARコート・ディスプレイウィンドウ&FSTN液晶は鮮明で視野角が広い。

「その秘密を探るべく、生産拠点の山形カシオに行きましょう!」。姉川さんの提案で取材班一同は山形県に飛びました。ファクトリーでは特別認定された技術者が製造に携わっており、ほとんどハンドメイドで組み立てていることにびっくり。「大量生産品とは一線を画する日本の手作業の凄みを感じさせる、丁寧で精密なモノづくりの姿勢が垣間見えました。組み立ても製品チェックも熟練の技術者がひとつひとつ丹念に行っている。カシオのプライドが詰まった製品ですよ、S100は!」と姉川さんも大絶賛。

3万円の電卓!? カシオ『S100』、知れば納得するその理由とは?
『S100』の製造に携われるは特別に選ばれた技術者のみ。これがクオリティの高さを維持できる理由。

3万円の電卓!? カシオ『S100』、知れば納得するその理由とは?
クリック感の確認、表示の反応なども技術者がひとつひとつ丹念にチェック。

3万円の電卓!? カシオ『S100』、知れば納得するその理由とは?
山形カシオのファクトリーに潜入した姉川さん。「手作業で組み立てていることに感動しました」

 製品のクオリティも突出しています。アルミ削り出しの重厚なボディに、上質なタッチ感を味わえるパンタグラフ式の薄型の薄型アイソレーションキーを採用。視野角が抜群に広く、鮮明な表示を可能したトップレベルの液晶パネル。高級感がビンビン伝わってきます。「操作感は気持ちよく、安定感に優れ、上質な手ごたえもある。ただそこにあるだけで、ため息が出るほど美しい。所有欲が刺激される電卓なんて、今までにあったでしょうか」。なるほど、プライスにも納得できる究極の電卓なのです!

3万円の電卓!? カシオ『S100』、知れば納得するその理由とは?
ヘアライン仕上げの切削アルミボディがもたらす重厚感と硬質感。ワンランク上の上質さを放つ。

3万円の電卓!? カシオ『S100』、知れば納得するその理由とは?
V字ギアリング構造の薄型アイソレーションキーを採用。ブレがなく、心地よいタッチ感を実現。

3万円の電卓!? カシオ『S100』、知れば納得するその理由とは?3万円の電卓!? カシオ『S100』、知れば納得するその理由とは?
姉川さんが企画したS100が収納できるバッグにもご注目あれ。くわしくは→https://sanyo-i.jp/s/buyers-collection/p/Y211180909?fid=list

カシオ
S100
¥30,000(参考価格)
問カシオお客様窓口
☏0570-088906
視認性を極めたディスプレイウィンドウ、抜群の安定感をもたらすキー、上質感たっぷりのヘアライン仕上げのアルミボディなどカシオの精髄が詰まった最高級の電卓。W110.5×H17.8×D183mm

S100の詳細はこちら!

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