日本の伝統を受け継ぐ甲冑アイテム
日本の伝統を受け継ぐ文化や工芸品は数あれど、老若男女、世界中の人たちにもよく知られ、これぞ歴史ある「日本」の技術として知られているのが「甲冑」。
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歴史的に有名な人物が身につけていたり、ゲームや映画、ドラマの中でも度々登場、その美しく、力強さを感じさせるその見た目に惹かれる人は男女問わず多い。ただ、日本が世界に誇る伝統ではあるものの、それらを所有したり、着て出かけたりすることはまずない。ただ誰もが一度は身につけてみたいと思ったことはあるはず。
そこで、今回はそんな甲冑をモチーフとし、普段気軽に使えるアイテムに落とし込んだKyoto MIYAKEの「サムライ」シリーズをご紹介。伝統とモダンを融合させ、見た目にもスタイリッシュ、「和」の心が感じられ、さらに人とは違った個性を求める人にも最適なアイテムとなっている。
京人形伝統工芸士がプロデュース
こちらのシリーズを手掛けるのは、京都府や国からその技術を認められている京人形の伝統工芸士。創業以来、京人形の製造を手掛け、2007年より和雑貨の開発をはじめ、2013年に「Samurai Armor Bag」を発表。日本の伝統文化や伝統工芸の素晴らしい魅力を多くの人に伝えたいという想いから、伝統工芸である「京人形」の製作技術や甲冑製作の技法を用いて、日常生活に取り込むことができる製品として鞄等のアイテムを制作し、ファッション感度の高い人や日本の伝統文化や歴史に関心の高い人たちに向けて発信をしている。
伝統+モダンデザインで個性を放つ
戦国時代には、全身に甲冑を纏うことで敵の攻撃から身を保護していた。武士の晴れ着である甲冑の作りは独特で、隙間のないように板状のパーツをつなぎ合わせて仕上げられている。この手法は、現在、男の子が生まれるとそのお祝いとして飾る甲冑姿の五月人形に用いられ、その小さな人形を作る技術がこのアイテムの作成に活用されている。熟練した腕の職人が丁寧に手掛け、軽く扱いやすいようにと板にはオリジナルのアルミパーツを採用、レザーや帆布と組み合わせることで、伝統+モダンで斬新なサムライデザインを作り上げている。バッグは、大型のビジネストートをはじめ、横型3種類のトートバッグに女性用のミニバッグとクラッチバッグ、そしてバックパックをラインナップしている。
さりげなく使える小物も充実
バッグの他に小物類も豊富に取り揃え、そのラインナップとしては、小物類にはカードケースやウォレット、コインケース、そしてペンケースにミニケースがある。バッグをはじめ、小物類にはそれぞれ有名な武将の名前が付けられているのもまたユニーク。バッグや小物のボディカラーはレッドとブラックの2種類。それにレッド、ブラック、シルバーのプレートの枚数や組み合わせによって、表情が変わる。出かける際、「いざ出陣!」の心意気でそれらのアイテムを身につけ1日をスタートさせれば、何事もうまくいくかもしれない!
MIYAKE
Samurai Armor Bag
NOBUNAGA(ビジネストートバッグ)
カラー:レッド、ブラック
サイズ:W43×H30×D10(cm)
価格:176,000円(税込)
NAOMASA(バックパック)
カラー:レッド、ブラック、レッド+シルバー、ブラック*シルバー
サイズ:W25×H35×D10(cm)
価格:40,700円(税込)
KENSHIN(クラッチバッグ)
カラー:レッド、ブラック、レッドイチマツ、ブラックイチマツ
サイズ:W34×H23(cm)
価格:41,800円(税抜)
HIDEYOSHI(カードケース)
カラー:レッド、ブラック、レッドイチマツ、ブラックイチマツ
サイズ:W11×H7.5×D1.5(cm)
価格:9,680円(税込)
YUKIMURA(長財布)
カラー:レッド、ブラック、レッドイチマツ、ブラックイチマツ
サイズ:W20×H9.5×D2(cm)
価格:38,500円(税込)
KANETSUGU(ペンケース)
カラー:レッド、ブラック、ブラックイチマツ
サイズ:W20×H7×D1(cm)
価格:16,280円(税込)
KANSUKE(コインケース)
カラー:レッド、ブラック、レッドイチマツ、ブラックイチマツ
サイズ:W11×H7×D1(cm)
価格:10,780円(税込)
【問い合わせ】
MIYAKE TEL.0774-22-5008
ホームページ:https://kyoto-miyake.net
取材・文/安室淳一 写真提供/MIYAKE
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