10年前の『氷結』と現行品、飲み比べたらココが違った!
キリンビールの人気缶チューハイ『氷結』から、2010年当時の味を復刻させた「キリン 氷結 復刻版シチリア産レモン」を、期間限定で発売中です。
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10年前の商品を復刻するのは、キリンビール初とのこと。現行品も並行して販売しているので、2020年と2010年の味を飲み比べて楽しめます!
復刻版はココが違う! その(1)
復刻版はパッケージが違います。並べてみると、大まかな要素は変化していないものの、結構印象が違う。個人的にあまり変わっていないように思っていましたが、今はレモンを前面に押し出しているんですね。
復刻版というマークが追加でプリントされています。細かいところでは、現行品に比べて、復刻版はアルコール度数が1%多く、果汁が0.2%少なくなっています。
現行品はアルコール度数5%、果汁2.7%。アルコールを抑え、果汁をやや多くして、よりフルーティーで飲みやすくしている印象。時代によって、求められる味の好みが変化しているのかもしれません。
復刻版はココが違う! その(2)
予想通りですが、見た目はほとんど変わりません…。
ですが、味はやはり違います! 復刻版はレモンの酸味が強く、キレを重視したシャープな飲み心地。家飲みで自作したレモンサワーのような荒けずりな感じで、お酒を飲んだ満足感があります。
現行品は、レモンのフルーティーさが強調されており、酸味がマイルド。いい感じの炭酸と相まって、すっきりとした飲み心地に仕上がっています。復刻版より、手軽に飲める印象。
1本ずつ飲んだらわからないですが、飲み比べてみると、結構味の違いがわかり、10年前の缶チューハイの味を懐かしく思い出す人もいそうです。10年前の味を知らない世代には、新鮮な味に感じられるはず。酒好きには復刻版の方が気に入る可能性もあります。
今回の復刻版は、レモンだけでなく、グレープフルーツも期間限定で発売しているので、気になったら、こちらも飲み比べてみてください!
キリンビール
キリン 氷結® 復刻版シチリア産レモン
オープン価格
キリン 氷結®ストロング 復刻版グレープフルーツ
オープン価格
※期間限定発売
文・撮影/金山 靖
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