ホンダ フィットはホンダの新しいフェーズを示す上出来コンパクトカーだった!【今語りたい名車 Car No.45】
ハイコストパフォーマンスな1台!
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
第45回の名車はホンダ フィットです。
山内さんが、
「クルマ全体で『あ、いいな』と思わせてくれる1台!」
「価格を考えたら間違いなく『買い』ですよ」
と語ったフィットは、果たしてどんなクルマなのか?
4代目ホンダ・フィットが正式に発表されたのは2019年2月。
「人が心地いいならクルマは嬉しい」というキャッチフレーズのもと、先代を含めて広さや燃費などの数値をキチキチに突き詰
める開発から卒業し、次なる価値として「心地よさ」を盛り込むことをテーマに開発された。
そのため先代の成熟が進んだプラットフォームをあえて使い、パワートレーンは1.3Lガソリンと、上級モデルのi-MMDと同様の2モーター式1.5Lハイブリッドの2タイプ。
シートは前後とも設計や構造の段階から徹底的に見直した新しいもの。
ブレーキも上級車用の4輪ディスクを全車に標準装備している。
また先進安全装備も上級車並みといえるだろう。
同じパワートレーンを用いながら、装いや備えなどで5つのキャラの異なるグレード分けがなされている。
価格はガソリンが155.76万円~、ハイブリッドが199.76万円~と、アンダー200万円から手に入る。
●ここにも注目!
シンプルなインテリアは機能性にも優れている。
全方位的な視界の良さも特徴。
室内や荷室の使い勝手はきっちり踏襲している。
1.3Lガソリンは98PS、1.5Lハイブリッドはエンジンで98PS、モーターで109PSを発揮。
取材・文/嶋田智之
(本文の内容は2020年本誌掲載時点のもの)
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