バイクは”走ること”を楽しみに変えてくれる乗り物ではあるが、できればより快適なものにしたいと思うライダーは多い。ヘルメットにウェア、そしてグローブ&ブーツといった必要最低限の装備類は別として、現在ライダー&バイクに関連する様々なアイテムが出ている。たくさんの中からセレクトをしていく楽しさもある反面、ちょっと面倒に感じる人もいるかもしれない。そもそもバイクを快適な移動手段として選んだ人にとってはなおさら。そこで今回は、バイクライフをより快適なものにしてくれる持っていると便利&コストパフォーマンスにも優れるアイテムを3つを選んでみました。
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スマートフォンをお手軽ナビに!
街乗りであれ、ツーリングであれ、現在、ライダーの多くが活用しているスマートフォンのマップ&ナビアプリ、同時にスマートフォンをハンドルに固定し、ナビゲーションシステムのように使用するためのマウントシステムは定番化されていて、ライダーにとっての”三種の神器”のようなものになっている。値段や大きさ、材質も様々、できることなら、コスパが高く、快適に使えるものを選びたい。数ある製品の中から選んだのは、幅広いバイクアイテムの展開を誇るデイトナが展開する製品「バイク用スマートフォンホルダー3」。早い段階から製品の開発に取り掛かり、進化を遂げて”3”バージョンとなったこの製品。抜群の操作性に安全・安心のロック機構、そして工具不要のボディは回転&頑強なアルミパーツの採用でバイクライドを快適にサポートしてくれる逸品となっている。
大事なスマホを守り、快適なバイクライドを!
スマートフォンを左右から挟む2点タイプもしくは四角を固定する4点タイプが多い中、デイトナが採用したのは片側の2点の角とサイド1点で固定をする3つ爪タイプ。その理由はセンター横にボタンを備えるタイプのスマートフォンにも対応させたため。また独自のロック機構でサイドパートをガッチリロックすることで安心感を高め、ロックレバーを大型化させたことでグローブ着用時でも操作をしやすくしている。さらに、スマートフォンを装着した状態で工具を使用することなくライダーの好みに応じて360°の回転が可能となっている。ラインナップはボルト留めでしっかりと固定をするリジッドタイプと工具が不要でハンドルから簡単に脱着することができ、複数台のバイクを所有するライダーに有効なクイックタイプの2タイプが用意されている。
デイトナ バイク用スマートフォンホルダー3(リジッド&クイック)
価格:¥5,280(税込)
取り付け可能ハンドル外径(∅):22〜29
問:デイトナ 0120-60-4955
話題のワークブランドのバイク対応レインスーツ
街中で突然の雨に出会ってしまうことや、ツーリング先の天候不順で、持っておけば、用意しておけば良かったと思うのがレインウェア。ただ、バイク専用のものはライディング設計をされていたり、品質の良い素材が使用されているので高価なものが多い。頻繁に使うものでもないけど、しっかりと雨は防ぎたい、さらに価格も抑えたいというライダーにピッタリのアイテムが近年、巷で話題のワークウェアブランド「ワークマン」が展開するバイクにも対応する上下セットの「3レイヤー透湿レインスーツバイカーズ」。3層構造生地でしっかりと雨風を防ぎ(耐水圧20,000mm、透湿度2,000 g/㎡/24h *ネイビーのみ3,000 g/㎡/24h)、バイクライドの際に気になるバタつきを抑えるアジャスターも各部に備え、さらにコストパフォーマンスに優れ、一着持っていて損のないアイテムとなっている。
コスパに優れ、バイクライドにも有効!
素材にはナイロンオックス、ポリウレタン、そしてトリコットの3層構造生地が採用され、雨風の侵入を防ぎ、体から出る水蒸気を外に放出し蒸れを軽減、そして裏地はサラサラとしていて着心地も良いものとなっている。バイカーズと名付けられているだけあって、バイクライドでの使用がしっかりと考慮され、走行時のバタつきを抑えるフロントの2重前立てや首や袖口、ウエストの絞りアジャスターに被視認性を高める腕と腰、裾部分に反射プリント、そして裾部分が大きく開く形状となっていて、ブーツ着用率の高いライダーの利便性も高められている。さらに価格もリーズナブルで、少し天候が怪しい際にバッグやバイクの収納スペースに入れておけば、きっと活躍してくれるはず。
ワークマン 3レイヤー透湿レインスーツバイカーズ
カラー:ブラック、ライムグリーン、ロイヤルブルー、ネイビー
サイズ:S、M、L、LL、3L、5L
価格:¥5,800(税込)
問:ワークマンオンライン https://www.workman.co.jp/
大きな荷物も楽々、フレキシブルに使えるバッグ
バイク用パーツやライダー用アイテム、そして車両の整備まで、ライダーにとって心強い味方となっているオートバイ用品店「ナップス」。そんなナップス が展開しているちょっと面白くて便利に使えるバッグがこの「風呂敷トートバッグ」。名前の通り、風呂敷のような使い方で大容量の荷物を持ち運ぶことができるのがポイント。バイクを降りた際、とかく荷物が多いライダー。ヘルメットにライダースジャケット、グローブ等をまとめて持ち運ぶことができ、見た目的にもスッキリ。さらに、ツーリング先では、大きく広げてレジャーシートとして使用することも可能。ツーリングにキャンプ、荷物が多い移動の際等、便利&フレキシブルに使えるバッグとなっている。
使い方はイージーでアレンジも可能
基本的な使い方としては、バッグを大きく広げた状態で面の中心に荷物を置き、荷物を包むようにしてサイドのバックルを留めて四隅の面ファスナーで固定する。その後、四辺にあるドローコード(紐)を絞ってコードストッパーで固定、そして最後にセンターのバックルを留めてバックスタイルの完成となる。荷物を包む、風呂敷タイプとなっているので、ちょっとかさばりそうな大きな荷物もバックの間口を気にすることなく入れることができるのもポイント。バイクに荷物を積む際も、むき出しでネットをかけるよりも、このバッグで包めば安心感もアップする。また持ち手も長めになっているので、肩にかけることも可能で持ち運ぶ際も便利となっている。使い方はライダー次第で自由自在、リーズナブルな価格も気兼ねなく使えるアイテムとなっている。
風呂敷トートバッグ
価格:¥3,630(税込)
サイズ(mm):W1200×H1200
*最大耐荷重は、静止状態において5kgを想定
問:株式会社ナップス 045-211-4333
https://www.naps-jp.com/product/1085680
【問い合わせ】
デイトナ
問:デイトナ 0120-60-4955
写真提供/デイトナ
ワークマン
問:ワークマンオンライン https://www.workman.co.jp/
写真提供/ワークマン
ナップス
問:株式会社ナップス 045-211-4333
写真提供/株式会社ナップス
取材・文/安室淳一
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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