「2択で選ぶキャンプギア」どっちのタープが優秀？“ポリエステル＆ナイロン素材” or “TC素材”

この記事の画像一覧を見る（10枚）

キャンプ好きにとってカタログスペックを読み取りながら必要とするシーンを想定し、ギアを選んでいくのは至福の時間。まずはアイテムごとに2択から選んでみるのもあり。
今回はタープ編。A「ポリエステル＆ナイロン素材」かB「TC素材」か。自分のキャンプスタイルにはどちらが合っている？

A.軽量コンパクトな優良生地！「ポリエステル＆ナイロン素材」

長繊維であるポリエステルやナイロンを使用したタープは薄手生地でも強度を得られやすく、ゆえに軽量で設営した際のシルエットの美しさを表現しやすい。ソロキャンパーでミニマル派、またはグループキャンパーで大型タープが必要な場合、軽量でコンパクトになりやすいポリエステルやナイロン生地採用のタープはその選択肢となり得るだろう。

1.薄い生地でも強度が得られやすい
2.広い面積でも軽量化できる
3.シルエットの美しさを表現しやすい

ニーモ・イクイップメント「SHADOWCASTER 165」

アシンメトリーとなる独特なデザインを採用。これによりテンションを保ちながら気候や地形に対応する。独⾃開発のスプリングリンクリッジラインにより初⼼者１人でも簡単な設営を可能としている。

サバティカル「LUPINE M」

シルエットが美しく風にも強いヘキサ型。遮光・撥水・UV加工を施した重厚感のある210Dポリエステルオックス生地を採用。付属のハンガーテープで任意の位置にランタンなどを複数個セットすることができる。

ムラコ「RAPIDE TARP INTERNATIONAL ORANGE」

〈muraco〉には珍しい鮮やかなカラーアイテム。15Dと薄手でありながら強度のあるリップストップナイロンを採用。完全なるレクタ型ではなく、両サイドがカーブしたデザインにより影となる面積が向上している。

ゼインアーツ「GEU」

テンションのかかる方向に従った生地目でパターンを構成。四隅を落とした設計により、日陰が中央に集まりやすく雨の浸入も軽減。小スペース設計ながら、Lサイズのレクタ型に匹敵する有効面積を確保している。