街乗りを快適かつ軽快に楽しむ電動モタード
少しずつではあるが、新たな乗り物としてライダーだけでな普段バイクに乗らない人たちも興味を持ち始めている電動バイク。その魅力は、音が静かで、排気ガスを出さず、そしてエンジンバイクとは異なる走りのフィーリング。そのラインナップとしてはスクーターがメインとなっているので、まだモデル展開の少ないオートバイタイプは珍しく、当然注目されている。
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昨年、こちらで北米、カナダ、欧州で人気を博し、2021年夏に日本国内での展開をスタートさせた電動モトクロッサーを展開するメーカー「サーロン」のモデルをご紹介したが、そのサーロンのレンタルと販売を手がけるキズキが、よりストリート志向の高いモデルを限定で発売した。 それが「Light Bee L1E_SM」と「Light Bee L1J_SM」。扱いやすいスリムでライトなスタイルはそのままに、専用ホイール&ロードタイヤでよりシティライドを満喫可能な一台となっている。
軽量フレーム&先進のモーターユニット
ボディに使用されているフレームは、航空機にも採用されるほど高品質なアルミニウム合金。鍛造形成とG3曲線設計により、軽量(約7.8lg)かつ優れた剛性を実現。
サーロン独自開発の精度の高い正弦波制御は、スロットルの開け具合に走行速度、モータートルクと電流の強さをリアルタイムにモニタリングし、日々のドライビングデータを分析、記憶、学習しながらライダーに適した走りを実現していく。
また高性能ブラシレス永久磁石モーターは、Light Beeシリーズの為だけに作り上げられた専用モーターとなっていて、パワフルな走りと優れた防塵、防水性、さらに回生ブレーキを備えている。そして、バッテリーには信頼性が高く、バッテリーへの高出力負荷と使用寿命の長期化をバランス良く仕上げられたパナソニック社製18650リチウムイオンバッテリーが採用されている。
スペシャルキットでストリートに特化
今回のモデルの大きな特徴となっているのが、サーロン純正のSUPER MOTOR KITを採用している点。こちらは、操作性に優れる前後17インチ専用幅広モタードホイールとシティライドに適したロードタイヤを組み合わせること(度独自のチューニングを施した専用設計)で、街での快適な走りを実現している。
従来型のデカールに加えてレース競技用モデルLight Bee Xのアグレッシブなイメージの新型デカールも付属し、ライダーの好みでカスタマイズが可能。台数限定となっているので、欲しいと思った方は是非お早めに!
Light Bee L1E SM
【スペック】
全長×全幅×全高(mm):1820×735×1250
モーター最大出力(KW):5
バッテリー定格容量(AH):31.9
リチウムイオンバッテリー
充電時間:約3.5-4H
最大航続距離:約100km(@20km/h)
クラス:原付二種
車体重量:54kg
価格:¥612,040(税込)*限定35台
カラー:黒、赤、青、緑、黄
Light Bee L1J SM
【スペック】
全長×全幅×全高(mm):1830×745×1020
モーター最大出力(KW):3
バッテリー定格容量(AH):20.3
リチウムイオンバッテリー
充電時間:約4.5-5H
最大航続距離:約70km(@20km/h)
クラス:原付一種
車体重量:47kg
価格:¥493,240(税込)*限定10台
カラー:黒、赤、青、緑、黄
【問い合わせ】
SUR-RON取扱店 https://www.sur-ron.jp/shop
公式ホームページ https://www.kizuki-grp.co.jp/
取材・文/安室淳一 写真提供/キズキ
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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