今や国産車も機能や装備がかなり充実してきていて、どれを買っても満足度は高い。でも、探すと出てくるキラリと光る、他車にはない実用装備や、はたまたユニークな装備たち。これだけでもクルマ全体の魅力をグッとアップするものだったりする。今回はそんな魅力的な装備の日本車を紹介しよう。これだけでも買う価値ありだ!
EVになった“フィアット600”を試乗レポート、「優雅さと品格が際立つ」マツダの新フラッグシップSUV ほか【クルマの人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)
10位 トヨタ カローラクロス ラゲッジアクティブボード
価格:199万9000円~ 問:トヨタ自動車株式会社 お客様相談センター TEL:0800-700-7700
オプションながら、純正装備レベルのクオリティと機能を備えているのがラゲッジアクティブボード。
製造はトヨタ紡織だが、車体の開発陣も一緒になって作り上げたという渾身の装備だ。ラゲッジを2段にできて、下段に荷物を収納しつつ、上段は後席とつなげてフラットにできるので車中泊にもオススメ。税込みで2万8050円と激安価格にも注目だ。
9位 日産キャラバン ラゲッジユーティリティナット
価格:241万2300円 問:日産自動車株式会社 TEL:0120-315-232
アウトドアや車中泊ブームということで猛者ともなると、DIYで棚やベッドを作ってしまうほど。
DIYをアシストしてくれるのが、ラゲッジユーティリティナットで、ラゲッジのあちこちに設置されていて、使い方はアナタ次第。さらにオプションではベッドやサーフボード用のラックなども用意されているなど、アウトドアでも頼もしい。
8位 ホンダ シャトル マルチユースバスケット
価格:180万8400円 問:Honda お客様相談センター TEL:0120-112010
収納というと物入れやボックスが多いなか、ユニークなのがシャトルのラゲッジに付いているマルチユースバスケットと呼ばれる棚。
後席の背中部分に付いていて、使わないときは折りたたんでおける。広げたときの見た目はまさに棚で、転がっては困るようなモノを入れておくには最適。耐荷重も3キロと、実力もなかなかのレベルだ。
7位 スバルBRZ バンパーダクト
価格:308万円~ 問:SUBARU お客様センター TEL:0120-052215
トヨタGR86とスバルBRZは兄弟車とは言え、フロントのデザインは異なる。
BRZのバンパー両サイドにあるダクトは黒い樹脂で、表面をよく見ると、すごく小さな細かい模様が入っている。可愛い感じすらするのだが、空気抵抗を減らしてさらに空力も向上。結果、走りが安定するという驚くべき効果がある。これはGR86には採用されていない、独自のもの。
6位 マツダ MX-30EV パドルシフト
価格:451万円~ 問:マツダコールセンター TEL:0120-386-919
パドルシフトと言えば、AT車をキビキビと走らせるためのもの。EVにはミッションがないので不要と思いきや、MX-30EVには付いている。
機能がまったく違っていて、エコなどの制御モードが変えられるのだ。空走状態のコースティングから回生量マックスのワンペダルモードまで瞬時に切り替えられる。ボタンのようなまどろっこしさなし。
5位 トヨタ GR86(&スバル BRZ) AT
価格:279万9000円~ 問:トヨタ自動車株式会社 お客様相談センター TEL:0800-700-7700
スポーツカーと言えばMTが基本とはいえ、ATも負けじと進化している。
秀逸なのはトヨタのGR86と、兄弟車となるスバルのBRZは「シフトパドルが不要のATを目指した」というだけに、スポーツモードではレブまで引っ張りまくるし、減速Gを感知して小気味いいシフトダウンを披露するなど、かなり頭がいい。また、カッチリとした操作感もMTっぽい。
4位 ダイハツ タフト スカイフィールトップ
価格:135万3000円~ 問:ダイハツお客様コールセンター TEL:0800-500-0182
日照時間が少ないヨーロッパ生まれのクルマはガラスルーフが大好き。ガラスは重いので燃費にもハンディということで日本車ではあまり見かけないが、軽なのにルーフほぼ半分がガラスという大胆な装備。
もちろんガラス自体は開かないが、シェードを開けただけでも超絶な開放感が味わえる。紫外線と赤外線をカットするのもうれしい。
3位 日産 ノートオーラ BOSEパーソナルプラスサウンドシステム
価格:261万300円~ 問:日産自動車株式会社 TEL:0120-315-232
日産車のオーディオと言えばBOSE。オーラには日本初でパーソナルプラスサウンドシステムが用意されている。
画期的なのはヘッドレストにもスピーカーが仕込まれていることで、まるで360度包み込まれたかのような音場を作り出すことに成功している。大人も大満足な内装と相まって、自分だけの極上空間を楽しむことができる。
2位 ホンダ N-VAN シートアレンジ
価格:127万6000円~ 問:Honda お客様相談センター TEL:0120-112010
日本車のシートアレンジに対する情熱は相当なもの。やり尽くした感があると思いきや、Nバンの車内には驚愕だ。
商用車なので積載性が高いのはもちろん、助手席を倒せるので超ロングスペースが出現するので、サーフボードやバイク、自転車を積めたり、車中泊能力も高い。縦に2人乗り可能というのも新鮮で、使い勝手最強と言ってもいい。
1位 トヨタ ノア&ヴォクシー 電動リヤハッチスイッチ
価格:267万円~ 問:トヨタ自動車株式会社 お客様相談センター TEL:0800-700-7700
SUVやミニバンのリヤハッチは電動化が進んでいる。ボタンひとつで勝手に開閉してくれるのはいいが、ハッチがこちらに向かってせり上がったり、頭の上に降りてきたりと身のこなしが大変なこともある。
ノア&ヴォクシーはボディサイドにもスイッチがあるので、横からに体があるので気を使うことなし。今まで採用がなかったのが不思議。
「機能だけでも買う価値あり」なクルマベスト10いかがでしたか?
次の愛車、初めての愛車をライフスタイルに最適な機能で選ぶのもありだと思います!
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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