【待ち遠しいホンダのSUV】新型「ZR-V」はCR-Vとヴェゼルの“空白”に投入された新カテゴリー

シビックとの共通性を感じさせるメカニズム

パワートレーンをはじめとしたメカニズムはシビックとの共通性を感じさせる構成で、エンジンはシビック e：HEVで登場した2L 直噴エンジンと2モーター内蔵電気式CVTの「スポーツ e：HEV」を搭載。1.5L直噴VTECターボにCVTを組み合わせたガソリンのモデルも設定する。

駆動方式は、いずれも2WD（FF）とリアルタイム4WDを設定している。ドライブモードは、スポーツ（ガソリン車のXを除く）／ノーマル／ECON／スノーの4つが選べ、スノーはホンダの国内SUVでは初採用となる。

ZR-Vが参入するコンパクトSUVセグメントにはすでに、カローラクロスをはじめ、マツダ CX-30、三菱 エクリプス クロスといったライバルがひしめく激戦区。今後さらに市場拡大が期待されるカテゴリーではあるが、ZR-Vははたしてどのように受け入れられるのだろうか。ZR-Vは2023年4月21日から販売が開始される。