年齢とともに口臭は強くなってしまいます。その原因は、唾液の量が少なくなり、口腔でねばつきが強くなることから。発汗にも同じことがいえ、若い頃はさらさらだった汗が、年齢とともに汗腺の働きが衰えることでねばつくように。その結果、悪臭を放つようになるのです。
口臭対策で最も有効なのは、においのもととなる“口腔内の汚れ”を極力無くすこと。汚れを除去していれば、歯垢が溜まるのも防げ、それが口臭予防に。ひいては、それが歯周病の予防にもなるため、パーフェクトな口臭予防に繋がるわけです。今回はそんな加齢による口臭を防ぐ、3つのケアをご紹介します。
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1.まず行うべきは、ブラッシングよりも“フロス磨き”
歯垢のもとになる多くの原因が歯間に挟まった食べかすです。年齢とともに歯間は開きやすくなり、歯の間にも食べかすが詰まりやすくなるため、これを除去するためにはデンタルフロスによる歯間磨きが必須。
ただ、当初は使い方が難しいため、歯医者で使い方を教えてもらったり、YouTubeで動画を観てから使いましょう。
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唾液で膨らむフロスが、歯ぐきにやさしく、歯垢をしっかりからめとる。
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この記事を書いた人
美容ジャーナリスト加藤智一
女性誌の美容エディターを経て独立。男性誌・女性誌・WEBの他、様々な媒体で執筆している。著書に『お洒落以前の身だしなみの常識』(講談社)などがある。現在、Yahoo ! ニュースのオーサーとしても活躍中。
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