「PHANTOM 4」はラジコン少年の夢とカメラ好きの憧れを叶える!
「ある時、ブレのない美しい空撮映像を見て、一体どうやって撮影しているのかと調べてみたら、ドローンを使っていることを知りました。それが興味を持ったきっかけです」とナノ・ユニバースの姉川輝天さん。熱烈なデジモノ好きで、なおかつカメラ好きの姉川さんにとって、ドローンに惹かれない理由などまったくありませんでした。
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「さらにいうなら、少年時代にTAMIYAのラジコンに熱狂したのがまさに僕の世代で、リモートコントロールで自由に機体を操れるドローンは、どこかノスタルジックな気持ちと共に再び僕の心を高ぶらせてくれました」
ナノ・ユニバースの姉川輝天さん。PHANTOM 4でドローンの楽しさに目覚めたよう。「指先1本で支えているようですが、実はこれ、ホバリングしているんです」
早速ドローンを体験してみたい。そう思って白羽の矢を立てたのがDJI社の『PHANTOM 4』。手のひらサイズの小型ドローンも世の中にはありますが、対角寸法350mmのPHANTOM 4には4K動画も撮影できる高性能カメラが標準装備されており、なおかつ大振りな分、飛行性能における安定感が高く、その上バッテリーの持ちもよい。だから強く惹かれたそう。
「初心者でも上手く操縦できるか不安でしたが、墜落なんてまずしません! コントローラーから指を離せば、その場に機体がホバリングするんです」
とはいえ元ラジコン少年の腕前は今も健在で、スムースな上昇、下降、旋回をあっという間に習得するあたりはさすがの一言。複雑な挙動も見事にやってくれました。
「思っていたほど操作は難しくない。すぐに慣れて、狙った空撮映像も撮れそうです」と姉川さん
上空100mからの空撮。彼方に見えるのは東京湾。こんな撮影が自分で簡単にできてしまうところが凄い。
100m上空までの上昇などは一瞬というくらいに速く、そこからの絶景は機体に搭載されたカメラを通してスマホやタブレットで確認できます。もちろんそのままスチールやムービーの遠隔撮影もOK。プロカメラマンでなくても凄い映像が撮れてしまいます。
「美しくて迫力のある空撮映像が自分で撮れるなんて感動的です。さらに驚いたことにPHANTOM 4には自動追尾機能が搭載されていて、例えば自分を追尾対象にセットすると、操縦しなくても機体が勝手についてきてくれて、撮影してくれるんです。自転車やカヌーに乗った自分の姿を撮ることもできます。大人の遊び心をこれほど刺激するデジモノはあるでしょうか?」
コントローラーにタブレットやスマホを装着し、リアルタイムで空撮映像の確認ができます。そのまま遠隔撮影もできます。
これって何の映像? 実は自動追尾機能を使った空撮。追尾対象を姉川さんにセット。自分で操縦しなくてもずっとついてきます!
ラジコン少年だった頃の夢を大きく広げ、カメラ好きになった今の自分の興味に火をつけたのが、まさしくこのPHANTOM 4でした。
「次のデジモノ買いの第一候補、決定です! 税込みでアンダー20万? ちょっとしたカメラを買うくらいの価格で、何十倍もの楽しさをもたらしてくれると思えば、安い買い物かもしれませんね」
DJI
PHANTOM 4
¥175,000
問セキド www.sekido-rc.com
GPSとリンクして自機の位置制御を行う機能を持つ。最大約28分の飛行が可能で、最高速度約70km。無線操作距離は約2km。標準装備の高性能カメラにより4K動画を最大30フレーム/秒で撮影でき、3軸ジンバルを搭載しているため機体の傾きや揺れによるブレも軽減する。
※注意:なお国内の航空法では、200g以上の無人航空機を公共の場で飛ばす行為は禁止されています。PHANTHOM 4もこれに該当するので、同機を飛ばす際は今回撮影を行ったドローンフィールドなど、飛行を承認された専用フィールドで楽しみましょう。
取材協力:SEKIDO
撮影協力:SEIDO DJI ドローンフィールド(http://sekidocorp.com/)
ライター高橋
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