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【くつろぎを極めた上質なクルマ】シトロエン「C5 X ヒプノス プラグインハイブリッド」はフランス流の豪華さが味わえる

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特別仕様車「C5 X ヒプノス プラグインハイブリッド」

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シトロエンのフラッグシップモデル「C5 X(C5 エックス)」に、特別仕様車「C5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRID(ヒプノス プラグインハイブリッド)」が設定されて登場した。カタログモデルのC5 X MAX プラグインハイブリッドをベースに、通常モデルでは設定されていないブルーエクリプスとグリプラチナムの落ち着いたボディカラーにベージュ基調の明るい内装を採用して、シンプルで落ち着いていながら華やかなフランスらしい上質さを表現している。日本車やドイツ車、イタリア車とはまた異なる豪華さは要注目だ。

ちなみに、「HYPNOS (ヒプノス)」はギリシャ神話の「眠りの神」に由来。深い静寂を感じさせるボディカラーなど、寛ぎを極めたモデルであることをその名称に込めている。今回はその「ヒプノス」の詳細に迫ってみる。

CX以来の上級シトロエンの伝統を受け継いで登場したC5 X

シトロエン C5 Xは、シトロエンブランドにとって久々の大型上級モデルとして、2022年8月に登場した。セダンとワゴン、SUVの3つの独創的な融合と謳われているが、1974年に誕生したCXを彷彿とさせるファストバックスタイルは、かつて上級シトロエンのトレードマークだった。

インテリアは近年のシトロエン車に共通する雰囲気を漂わせながら、繊細で上質な、すっきりしたデザインで、これもまさに、CX以来の上級シトロエンの伝統だ。

サスペンションにはかつてのハイドロニューマチック/ハイドラクティブを継承するプログレッシブ ハイドローリック クッション(PHC)を採用。大径だが幅が細い205/55R19サイズのタイヤともあいまって、「魔法のじゅうたん」のような独特のシトロエンの走りも復活している。

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ライター/近藤暁史

ライター/近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

Website:https://monomax.jp/

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