「骨伝導が1000円台で買えちゃう!?」激安になってきた“ながら聴きイヤホン”を大人買い!気になる個性派3モデルを買って徹底比較検証してみた
音の振動を空気で伝え鼓膜で捉えるのが一般的なイヤホン。それに対して、振動を骨で伝え音声信号を脳に直接伝えるのが骨伝導イヤホン。普通のイヤホンと違って耳穴を塞がないので、しかも耳穴がかゆくなったり痛くなったり熱くなったりすることもないのが骨伝導イヤホンの特徴。耳穴を塞がないから周囲の音もちゃんと聞き取れ、音楽などを楽しみながら作業ができるので、「ながら聴きイヤホン」なんて呼ばれていたりします。
いいことづくしの骨伝導イヤホンだからこそ需要が増加。熾烈競争の結果、急激に安くなってきました。そこで、個性的な性能を持つ3種類を自腹購入し、くらべてみました。
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1. デジタル表示が無駄な「IPX7」
このIPX7は音楽再生など連続使用が10時間で本体重量は約27gですが、最大の特徴はMicroSDカードスロットを有することです。BlueTooth5.2を搭載しているのでスマホの音源をワイヤレスで受信することができるのですが、たとえばスマホを持っていなくないちょっとハードめなトレーニングやジョギングをするときなど、MicroSDカード入れた音源を楽しむことができるんです。
シンプル設計で操作ボタンは2つ。+ボタンがボリュームアップと電源のオン/オフと曲送りをかね、−ボタンがボリュームダウンと曲戻しになっています。電話がかかってきた場合、BlueTooth5.2を介してワイヤレス通話が可能。骨伝導ユニットをタップすることで通話がはじまります。
残念だった点は、充電端子がMicro-USBだったこと。最近Micro-USB充電って、ほとんどありませんよね。この機種のためだけにMicro-USB端子を持って歩くのは、ちょっとナンセンスなのかなあと思えてしまいます。
また耳の後ろになるユニットに電池残量のデジタル表示があるのですが、装着していると確認することはできません。それなのに周囲の人には意味なく大々的に知らせている。このデジタル表示がなければ連続再生使用時間が伸びるのではないかなあと。
また、実は骨伝導イヤホンといえど、若干の音漏れがあります。今回購入した3機種の中で一番音漏れが大きいのは、このIPX7でした。
IPX7
・マイク:マイク内蔵
・メモリー:外部Micro-SD/TFカード対応
・接続:bluetooth5.2
・連続使用:10時間
・待受:15時間
・充電端子:Micro-USB
・重さ:27g
・購入価格:¥2,682
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この記事を書いた人
90年代に人気を博した伝説の雑誌「アウトドアイクイップメント」編集長に就任以降、アウトドアライフスタイル誌「HUNT」創刊など編集長職を歴任。また60ヶ国以上でサーフ&キャンプを実践。日々、波乗りに勤しみ自由な暮らしを送る。
Instagram:@odesama
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お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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