インフルエンサーの「ガチな意見」が商品を変える!リアルな声を生かした製品開発
前述の展示会やファッションショーでは、インフルエンサーやメディアの方も実際に過酷な環境で商品を着用することができるといいます。

インフルエンサーやメディア担当者も実際に商品を過酷な状況で体験できる
「ステージで見るだけじゃなくて実際に体験してもらい、どれだけワークマンの商品の効果があるのかを体験できるコーナーを設けています。たとえば雨を降らせたり、40℃近い気温を再現したりしたブースを用意して、その中に入って商品の機能性を体験してもらいます」(小雀さん)
実際に商品を着用し土砂降りの雨に降られながら動画を回すインフルエンサーの方もいるそうで、「暑さはどうか、蒸れやすさはどうかまでリアルに発信してくれる」のだそう。時には商品に対するネガティブなコメントも発信されてしまうことがあるそうですが、「それはまた次の製品開発にどんどん生かす」と前向きです。
登山服に「オレンジ」が採用された、なるほどな理由とは?
正直な発信をするインフルエンサーほど一般消費者からの信頼と影響力は大きく、時には商品開発にかかわることも。
「長くワークマンの商品を愛用してくださっているインフルエンサーの方には製品開発に入っていただくこともあります。たとえば釣りインフルエンサーの方が「XShelter 超透放湿レインジャケット」にアンバサダーとして入って頂いた際には、『海で何かあった時に助けを呼べるようにフロントファスナーの引き手をホイッスルにしたら』などアドバイスを頂き実際に製品に反映させました。さらに登山服では『カラーバリエーションにはオレンジを入れてみましょう』と意見を頂いたのですが、これはシカやイノシシなどの哺乳類の多くは、赤やオレンジを識別する細胞を持たないため。人間からは目立つけど、野生動物からは目立たないオレンジは良いチョイスなんです。これもリアルな情報を持つインフルエンサーとコラボする強みですね」(小雀さん)
慣習や常識にとらわれることなく、「どうすれば商品の魅力がより伝わるか」を一番に考えるワークマン。だからこそ多くの人がその魅力に気づくことができ、大ヒットしているのかもしれません。

ワークマン 広報部・小雀杏実さん
ワークマンの商品の広報・宣伝業務を担当。商品の人気動向やユーザーの反応などのチェックも欠かさない。
取材・文/松本果歩
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ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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