空でも街(スーツ)でも安心して使える、唯一無二の傑作G-SHOCK
──外装では「デュアル中空構造」が採用されています。理想を求めるためにトポロジー解析を採用されましたが、それによって導き出されたパーツの形状も独創的ですよね。
小島「そうですね。細かなディテールを成形するため、MIM(Metal Injection Molding:金属粉末射出成形)を用いています。金属粉末と結合剤(バインダー)を混ぜ合わせて金型に射出成形し、高温で焼結させて金属部品を作る技術です。切削加工では難しい細かな穴や薄肉形状も作れるため、必要な強度を保ちながら肉抜きと軽量化を実現できました。以前は焼成時の収縮管理が難しく用途が小さな部品などに限られていたのですけども、今回は成形精度が高まり、4方向からケースを支える大きな部品にも採用できました。成形後には研磨を施し、外観の質感も高めています」

──ショックアブソーバーが、ケースの隙間から見えるデザインも魅力的です。
小島「緩衝材は、この構造を成立させる重要な要素。それを完全に隠すのではなく、ボタン周辺やケースの隙間からあえて見せています。ただし、見せすぎるとおもちゃっぽい印象になるため、上質に見えるバランスを細かく調整しました。緩衝材の色をアクセントにしたバリエーションにも展開できるといいですね」
──どのような方に手に取ってほしいですか。
小島「『マスター オブ ジー』の高い耐久性や信頼性を、実際に着けて体感していただきたいです。普段使いしやすいサイズ感ですので、特別な環境だけでなく、普段から使っていただけると思います」
黒羽「アクティブに時計を使う方はもちろん、これまでスーツにG-SHOCKを合わせることをためらっていた方にも、ぜひ試していただきたいですね。航空分野を想定して磨いた技術ですが、その安心感は日常生活の中でも十分に実感していただけると思います」
近年に培われた各分野の先進技術の集大成とも言うべき完成度を誇る「グラビティマスター GWR-B3000」。フラッグシップと呼ぶにふさわしい進化を果たし、G-SHOCKの次の時代へと押し上げる一本です。
問い合わせ:カシオ計算機 お客様相談室
TEL:0120-088925
G-SHOCK 公式WEBサイト
取材・文・撮影/横山博之
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ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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