BMW X2は感動に満ちた傑作だった!【今語りたい名車 Car No.40】
クラスを超えた出来のよさ
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
第40回の名車はBMW X2。
2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考にも残っている、2018年を代表する1台です。
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山内さんの口から、
「ここ最近乗ったBMWでは一番いい」
「SUVだけど、これはよくできたスポーツカーだ」
「クラスやサイズと言ったカテゴリーを超えていいクルマ」
と絶賛の声が漏れ聞こえたX2は果たしてどんなクルマなのか?
BMWのSUV「Xシリーズ」に加わった新型コンパクトSUVがX2だ。
“X”に続くモデル名に偶数を採用するモデルには、クーペスタイルのボディデザインを与えるのがBMWの流儀。
このX2もその例に漏れずアグレッシブなエクステリアを装う。
ボディサイズは全長4375mm、全幅1825mm、全高1535mm。
全高がX1よりも低くワイドで、全長も80mmほどショートというプロポーションだ。
用意されるエンジンは2種類。
エントリーグレード「18i」は140ps/4600rpm、22.4kg-m/1480-4200rpmを発揮する1.5リッター直列3気筒ターボユニットを搭載。
トランスミッションは7速DCTを組み合わせる。
上位モデルの「20i」は192ps/5000rpm、28.6kg-m/1350-4600rpmを誇る2.0リッター直列4気筒ターボユニットに8速スポーツATの組み合わせ。
駆動方式はX2 sDrive18iはFFモデル、X2 xDrive20iは4WDモデルを用意。
価格は436万~515万円。
●ここにも注目!
SUVとクーペを融合させたBMW独自のSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)カテゴリーにおいてX6、X4に続いて登場したモデルがX2。
BMWらしい走りとアグレッシブなプロポーションに加え、優れた日常性も併せ持つ。
取材・文/日岐まほろ 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2018年本誌掲載時点のもの)
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