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携帯するE-BIKE!

スーパーコンパクトな街乗りE-BIKE

携帯するE-BIKE!

 新たなブランドやモデルが続々と登場してきているE-BIKEの世界。選択肢が増えることは興味や関心を持っている人にとっては嬉しいことではあるが、その分、どんな車種を選べばよいかという悩みも当然出てくる。

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 選ぶ基準の一つとして挙げられ、購入後のE-BIKEライフを左右するのが使用用途。今回紹介するモデルは、主に街乗りや旅先での散策など気楽なチョイ乗りに有効な「SINCLAIR RESEARCH A-BIKE ELECTRIC」。

 その特徴は世界最小クラスのボディとコンパクトに折り畳め、持ち運びが楽なところ。見た目はユニークで、走っている姿も愛らしい。また走りも軽快で街中の移動も快適とまさに気楽に楽しく使えるシティーコミューターとなっている。

コンセプトは公共交通機関に持ち込める自転車

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このバイクの開発と設計を手掛けたのは、英国の発明家であるクライブ・シンクレア。2006年に発売を開始、徹底した軽量設計と独自の折りたたみ機構を採用し、世界最小クラスかつわずか20秒の簡単な作業で驚くほどコンパクトに折りたため、簡単に持ち運べる自転車を作り上げた。通勤や通学といった日常的な輪行を実用レベルで実現している。そのモデルをベースとして改良、「E-BIKEの世界で最も小さく、最も軽い折りたたみ自転車」を目標に登場したのがこのモデル。そのサイズ感と折りたたみ機構はそのままに、フロントホイールにアシストモーターを内蔵、コントロールスイッチを備えるタンブラー型バッテリーをステアリングコラムに設置、より快適な走りを備えるモデルとなっている。

小さいタイヤならではのファンな走り

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気になる走りはというと、8インチの小さいタイヤながらもペダル1回転あたりの走行距離は約3.8mで、これは変速機構のないママチャリの走行距離4.0〜4.3mに少し劣る程度。このタイヤサイズからは十分な走行距離で、さらにセカンドギア仕様によってしっかりと加速、しっかりと整備された滑らかな路面であれば、快適な走りを味わることができる。また、小径タイヤならではのクイックなハンドリングは一般的な自転車とは一味違った、ワクワクするような走りが楽しめる。そしてノーパンクタイヤの改良(*後輪のみ)も行われ、新素材ゲル注入タイプを採用することで乗り心地もアップ。さらにベースとなるA-BIKE CITYが苦手としていた急坂も、パワフルなモーターアシストの力を得て快適に。より街を楽しく走れるモデルとなっている。

軽さ重視ならベースモデルが最適

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A-BIKE ELECTRICのベースとなったA-BIKE CITYは、電動モーター&バッテリーの無い分さらに軽く、価格もリーズナブル。折りたたんで、専用のバックパックに入れれば、持ち運びの際も楽々。坂道の少ない街中や旅先での使用が主であれば、こちらの選択もアリ。さらに両モデルに共通している、タイヤに空気を入れる必要がなく、チェーンルブの注入やブレーキ調整も必要な時のみ行えば良いという、特別なメンテナンスが必要ないことも気楽に使えるポイントとなっている。

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SINCLAIR RESEARCH A-BIKE ELECTRIC

【スペック】

全長×全高×全幅(cm)*走行時:96×96×47

高さ×幅×奥行(cm)*折りたたみ時:69.5×41×21.5

車重:11.5kg

タイヤ:8インチ ノーパンクタイヤ

走行可能距離:15km *走行状況によって異なる

バッテリー容量:5.8Ah

充電時間:約3時間

体重制限:100kgまで

推奨身長:155cm〜(サドル高はクリックリリースで調整可能)

カラー:ブラック

価格:¥149,050(税込)

SINCLAIR RESEARCH A-BIKE CITY

【スペック】

全長×全高×全幅(cm)*走行時:96×96×47

高さ×幅×奥行(cm)*折りたたみ時:69.5×41×21.5

車重:6.79kg

タイヤ:8インチ ノーパンクタイヤ

体重制限:100kgまで

推奨身長:155cm〜(サドル高はクリックリリースで調整可能)

カラー:シルバー

価格:¥69,300(税込)

*専用バックパックが付属するバックパックセット¥77,000(税込)もアリ

【問い合わせ】

公式ホームページ https://www.wheelingtokyo.com/for-sales

取材・文/安室淳一 写真提供/FANGOW

 

 

 

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