シンプルを追及したミニマルなビッグツイン登場!
自分らしく乗れるソフテイルスタンダード!
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バイクに乗らない人でもその名前を知っているアメリカを代表するバイクブランド「ハーレーダビッドソン」。アメリカンバイク好きであれば「いつかはハーレーダビッドソン…」という憧れを抱いている人も多い。
その魅力といえば、確固たる存在感と独特の鼓動(エンジンの振動)、そして重低音のエキゾーストノート(排気音)などが挙げられるが、実は走りにおいてもパワフルなエンジンによる余裕と低重心による安定感で快適なライドを楽しむことができる。
中でも2018年にソフテイルとダイナという二つのシリーズを統合してできた新生ソフテイルシリーズは、軽量化と剛性がアップしたフレームに新たなエンジン「ミルウォーキーエイト」を搭載、パワフルながらも振動を抑え、ハーレーらしい鼓動感とサウンドはそのままに扱いやすく快適な走りを楽しめる。
今回、紹介するモデルは登場したばかりの「ソフテイルスタンダード」。シンプルを追及し、仕上げられたモデルで、そのままのスタイルを楽しむも良し、またシンプルが故にカスタムの自由度も高く、自分好みのスタイルにすることも可能な、楽しく遊べ、快適に乗れるまさにスタンダードに使える一台となっている。
最新のフレーム&エンジンで快適な乗り心地を
軽量化と剛性を高められたソフテイルフレームはレスポンスが良く、ハンドリング性能もアップ、走行性能を全体的に向上させている。またエンジンは、基本となるVツインエンジンの吸気効率と燃焼効率をアップさせつつ、軽量かつコンパクト化を実現。軽快なクラッチ操作を可能にするアシスト&スリッパークラッチや振動を抑えてスムーズな乗り心地を実現するデュアルカウンターバランスなども採用されている。
無駄を省いたシンプルかつ精悍なスタイル
外観はクラシカルなスポークホイールにチョップドフェンダー、ハーレーらしいミニエイプハンドルやエンジンを際立たせる美しく滑らかなデザインのタンク、そしてカラーリングはビビッドブラック一色というミニマムな仕上げが特徴としたシンプルで無骨な雰囲気のボバースタイルとなっている。またシートもフェンダーとのバランスとともに乗り心地にも配慮されたロールシートを採用している。
スムーズな走りと迫力のサウンドを味わう
フロントサスペンションはリニアダンピング特性と軽量化によって、レーシングスタイルのシャープな動きを発揮し、リヤサスペンションは調整可能なモノショックを採用することで、ハードテイルルックを維持しつつダイナミックなコーナリングも可能としている。またクロームのシールドとマフラーを装備したショットガンエキゾーストが迫力のサウンドを奏で、ライダーの気持ちをグッと盛り上げてくれる。
シリーズ一軽量で、価格も他のビッグツインモデルと比べてリーズナブル、シンプルなハーレーを求める人や自分好みの一台にじっくりと仕上げていきたいという人にとってはまさにピッタリのモデルとなっている。
HARLEY-DAVIDSON SOFTAIL STANDARD
【スペック】
全長(mm):2320
シート高(mm):680
総排気量(cc):1746
エンジン:ミルウォーキーエイト107
最大トルク(kgf・m/rpm):14.8/3000
燃料タンク容量(L):13.2
車重(kg):297
価格:¥1,699,500(税込)
カラー:ビビッドブラック
【問い合わせ】
ハーレーダビッドソンジャパン カスタマーサービス TEL.0800-080-8080
ホームページ:www.harley-davidson.com/jp
取材・文/安室淳一 写真提供/ハーレーダビッドソンジャパン
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