キャンプシーンの楽しみの1つといえば、開放感の中でのどを潤すビール。まさに非日常がもたらす至福の時間です。そんなとっておきの時間を演出する一杯にこだわってみるのはいかがでしょうか?
いま日本全国に点在するマイクロブルワリー(小規模醸造所)が注目されています。ネットでお取り寄せできるということもあり、多様な“クラフトビール”の勢いが増加中!
そこで、国産クラフトビール専門店「threefeet Tokyo」代表、ドライホップ多田さんに「アウトドアでこそ飲んでほしい!」というテーマで、今注目すべき国産クラフトビールを教えていただきました。今回は「ライトエール・ラガー」7選【後編】をお送りします。
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「部屋が効率よく暖まる」冬のエアコン暖房節電術、焼肉のプロが徹底解説“タン塩の正しい焼き方”ほか【ライフハック系の人気記事ランキングベスト3】(2024年11月版)
threefeet Tokyo代表・ドライホップ多田さん
WEBメディアの記者として全国のクラフトビールブルワリーを取材、コンセプトや業態などを紹介するうち、国産クラフトビールの魅力の虜に。日本初となる国産クラフトビール専門店の開業を決意し、2020年に「threefeet Tokyo」をオープン。
ライトエールは文字通り“軽めのエール”。エールは全般的にしっかりとした強めのボディが特徴だが、こちらは飲み口やアルコール度数が穏やかで、飲みやすさが際立つ。
「ライトエールはラガーの嗜好性に近く、喉の渇きを潤すためにぐびっと飲むのに適しています。キャンプで日中、とりあえずの一杯としてもいいですし、料理をしながら、あるいは食中酒としても最適。トロピカルなフレーバーのものも多く、IPAなどと比べるとすっきりしてクセが少なく、万人向けといえますね。……といってもブルワリーごとに様々な個性があり、多様性はほかのスタイルに負けず劣らず。クラフトビールのエントリーゾーンとしてもおすすめできます」(多田さん)
①白葡萄を思わせる甘美なアロマ【奈良醸造】FUNCTION
アメリカンベルゴスタイルエール alc.6% 350ml ¥693 お問い合わせ:奈良醸造 https://narabrewing.com/
主役のホップ、ニュージーランド産ネルソンソーヴィンは白葡萄のような甘くふくよかな香りをもたらす。セゾン酵母によるドライな飲み口は白身魚のフリットなどと好相性。ほのかな酸味も、杯を重ねたくなる理由のひとつだ。
②奈良県産の米を使ったラガー【CHORYO Craft Beer】ライスラガー
ラガー alc.5% 355ml ¥550 お問い合わせ:長龍酒造 TEL:0745-56-2026
醸造所の母体は奈良県で1963年から続く酒造メーカー。醸造過程で地産の米を用いることでホップや麦の風味を適度に抑え、クリーンな味わいに日本米由来の柔らかな甘みを織り込む。白米よろしく、合わせる料理を選ばない。
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