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無機質な感じが逆に遊び心をくすぐる?
機能に特化した“働くクルマ”は、無駄を削ぎ落とし、理路整然としているデザインが多い。そのどこか無機質なところが、またカッコいい。特にヨーロッパ車に見る商用車デザインはステキすぎるのだ。誇張したデザインが溢れる世の中で、無機質な感じが逆に遊び心をくすぐるのだろうか?
そんなスタイルを踏襲して登場したのが、イタリアンデザインによる「aidea(アイディア)」の新型電動バイク「AA-wiz(エーエーウィズ)」だ。
フル充電で最大123km走行!
今回登場した「AA-wiz」のラインナップは荷物配達用の「AA-wiz α(原付一種)」と「AA-wiz β(原付二種)」。さらに新聞配達用「AA-wiz PRO α(原付一種)」と「AA-wiz PRO β(原付二種)」となっている。
いままでスーパーカブが担ってきたような領域に、働く電動バイクとして「AA-wiz」が参入してきたのだ。スーパーカブは働くバイクとして生まれ、ゆえにシンプルで高性能なのは当然。それでいて可愛らしさもあり、タウンユースとして使われることが多くなった。
「AA-wiz」は約4kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。フル充電で最大長距離走行123kmが可能という高性能ぶり。しかも今後キャンプバージョンも登場するのだとか。
力強い走りと正確な制動力
ビジネスに特化した大容量バッテリーを搭載した電動バイクでありながら、眺めているだけでうっとりしてくるイタリアンデザインが特徴の「AA-wiz」。
しかしバイクは見た目や走る以上に大切なのが、安全に止まること。「AA-wiz」は制動力の高いディスクブレーキを搭載。しかもさまざまな使用状況を想定し、前後のブレーキ効力をバランスよく連動させるコンビブレーキを採用したのだ。
駆動系は力強い走りを実現するインホイールモーターを採用。リアホイールに組み込まれたコンパクトなインホイールモーターによりパワーロスを軽減。重い荷物を積んでも楽々と坂道を登るパワーを見せつける。なによりもビジネスユースを第一に考えているので、部品点数を大幅に減らせるインホイールモーターはメンテナンス費用を考えても、とても有効的なシステム。
しかも「AA-wiz」はイタリアンデザインながらも日本で製造。信頼のジャパンクオリティで、HONDA、YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKIに続く「国内第5のバイクメーカー」として「AA-wiz」を生産するaideaは話題となっている。
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この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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