エンジンは2.0Lと2.5L水平対向4気筒の2本立て
プラットフォームはSGP(スバル グローバル プラットフォーム)をさらに進化させたもので、フルインナーフレーム構造の採用や構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性アップなどにより、従来よりも高いレベルの動的質感を実現しているという。
エンジンは、2.0L水平対向4気筒と2.5L水平対向4気筒の2本立て。駆動方式はアクティブトルクスプリットAWDの制御を刷新し、応答性、ハンドリング、コーナリング性能を向上させたとしている。ステアリングには2ピニオン電動パワーアシストを採用している。
安全性能では、新世代アイサイトを全車に標準装備。視野角を従来型の約2倍に拡大、画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにした。また、プリクラッシュブレーキで自転車の急な飛び出しなどへの応答性向上のため、電動ブレーキブースターも採用している。
スポーツグレード「RS」が登場、WRXの再来か
モデルラインナップでの注目は、1992年に発売して米国市場での「WRX」の先駆車となった「2.5 RS」を想起させるグレード「RS」が登場したこと。
2.5L水平対向エンジンを搭載し、8段階マニュアルモードのリニアトロニックCVTとパドルシフトを装備。カーボン調インナートリムやレッドカラーのシートバック、18インチ アルミホイール、ブラック塗装のフロントグリル/サイドスポイラー/ドアミラーなどを採用したほか、オプションで、ハーマン/カードンの10スピーカー オーディオシステム、電動サンルーフ、ランバーサポート付き10ウエイパワーシート(運転席)も用意している。
クロストレックがすでに発表されたことから、新型インプレッサの発表も間近と思われるが、クロストレックの発売は2023年以降(受注はすでに開始している)とされているので、販売開始はもう少し先のことになるかもしれない。
新型「スバル インプレッサ RS(米国仕様)」スペック
全長×全幅×全高 4,475×1,780×1,480mm
ホイールベース 2,670mm
エンジン 2.5L 水平対向4気筒縦置
最高出力 182hp
最大トルク 241Nm
トランスミッション リニアトロニックCVT
駆動方式 4WD
写真:SUBARU
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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