今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを紹介していく当連載。第23回に取り上げるのは「マムートのフーデッドジャケット」です。
『SDGs』を今一度おさらい!
2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標。「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成される。2030年が達成年限。
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心から自然との一体感を味わえるトレランジャケット
マムート
エナジー TR HS フーデッドジャケット
¥39,600
問:マムート スポーツ グループ ジャパン TEL:03-5413-8597
マムート公式サイト
1862年にスイスで創立し、世界各国のアウトドアフィールドで事業を展開するマムート。氷河に生息していたマンモスをロゴマークに据えていることにちなみ、「すべての活動を氷河と共に」というスローガンのもとで持続可能な社会と環境の実現を模索。2025年までに展開するプロダクトの95%以上をサステナビリティープロダクトにすることや、2050年までに温室効果ガスの排出・吸収・除去の合計値をゼロにすることを目指している。
軽量・コンパクトが特徴の「ファスト&ライトコレクション」において、初のトレイルランニング用アイテムとして今春に発売された「エナジー TR HS フーデッドジャケット」も、そうした考えに根ざした製品だ。悪天候下でのランも可能にする優れた耐久撥水性を備えながら、有機フッ素化合物を含む撥水剤の使用を排除したPFCフリーを実現。また、大気から二酸化炭素を直接回収して地下への永久貯蔵や長期に使用する製品へ変換させるスイス・クライムワークス社と提携し、製品の生産に伴って排出される二酸化炭素を実質的にゼロにしている。
サステナブルなジャケットを着込めば、これまで以上に自然との一体感を満喫できるはずだ。
耐風性や防水性に優れ、かつ通気性も良好な3レイヤー生地を採用。さまざまな天候が待ち受けるトレイルランニングなどで活躍する。
つばを補強することで雨水が顔に当たるのを低減させたフード。隙間も減らし、風がジャケット内に吹き込んでくるのを防ぐ。
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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