効率よく荷物を運ぶための道具として人気の軽トラック「ダイハツ ハイゼット」が安全性能の向上など一部仕様を変更して登場した。「ハイゼット トラック」をベースとした特装車も同時に一部改良されている。また、原材料価格の高騰などにより車両価格も改定されているが、それでも市場の厳しい要求もあり価格は依然として低く抑えられている。
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一般ユーザーからも日々の生活の相棒として支持が高まる
1960年に誕生した軽トラック「ダイハツ ハイゼット」は、効率よく荷物を運搬するための仕事道具として高い支持を受けながら、軽自動車規格の中でもできるだけ安価で、高い信頼性、積載性、小回り性を実現する方向で進化してきた。
現行モデルはその完成形とも言えるモデルで、直列3気筒自然吸気エンジンをキャビンの下に縦置きして後輪を駆動するキャブオーバーとし、価格を低く抑えるためには他モデルとの設計の共通化が図られ、信頼性向上のために極めてシンプルな構造となっている。
またその上で、ユーザーのニーズに応えて、悪路も安心して走れるパートタイム4WD、運転が簡単なオートマチックトランスミッション、広いキャビンの「ジャンボ」などを設定して人気をさらに高めてきており、いまや業務用としてだけではなく、一般ユーザーからも日々の生活の相棒、アウトドアライフの道具として大きな注目を集めている。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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