限界走行で磨かれたクルマとの一体感、ベース車の進化にも貢献
「GRMNカローラ」は、マスタードライバー・モリゾウの「GRMNを名乗るならニュルをしっかり走れるクルマに」という言葉を受けて、「GRカローラ」をベースに開発をスタート。ニュルでの走行テストのみならず、日本のスーパー耐久シリーズ(S耐)への参戦、さらに最新のドライビングシミュレーターをとおして開発が進められたが、それでも実際にニュルを走り込むと、想定外の課題に直面したのだった。
ここで浮かび上がった課題を再び持ち帰り、ひとつずつ解決し、またニュルを走り込み、限界走行域に至ってもクルマとドライバーがしっかり対話し続けられる、クルマとの一体感の高さを追求していった。
こうしてようやく完成したのが今回世界初公開された「GRMNカローラ」。その開発で得られた知見は、ベースとなるGRカローラの進化にも活かされている。2025年9月発表、11月発売モデル(25式後期)のGRカローラで、ボディの構造用接着剤の塗布を13.9m延長した32.7mとしボディ骨格を強化したことや、クールエアダクトを装備して高負荷走行時の吸入空気温度の上昇を低減したのは、ニュルでの学びを生かした結果だった。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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