現在、手軽にバイクライドを楽しむことができる125ccのプレジャーバイクとともにバイク人気を担っているのが、スポーティなデザインが所有感を満たし、また扱いやすく本格的な走りも満喫可能な250ccクラスのスーパースポーツモデル。老若男女、幅広いライダー層から支持され、バイクメーカー各社も力を入れているカテゴリーの中から、今回はヤマハのライトスーパースポーツモデル「YZF-R25」をご紹介。
“毎日乗れるスーパーバイク”をコンセプトとして2014年に登場したこのモデルは以降、幾度のモデルチェンジを経て、エンジン、走行性能、そしてスタイリングを磨き上げられ、多くのライダーたちを魅了してきた。街乗りからツーリング、スポーツライドまで幅広く楽しむことができ、バイクビギナーやリターンライダーはもちろん、気軽にバイクライフを満喫したいという人にもフィットする一台となっている。
“走る”を“楽しみ”に変えるスタイリング
そのスタイリングはMotoGPマシン「YZR-M1」をシンボルとしたデザインとなり、睨みつけるような表情の精悍なフロントフェイスをはじめ、走行風を後方に逃すことで空気抵抗を低減しつつ効果的にエンジンを冷却する機能的なデザインを用いたフロントカウルや空気を整流する効果を持つスクリーン形状で空力特性をアップ。また直線で前傾姿勢をとりやすく、旋回時には高いニーグリップ性能を発揮してくれる形状のタンク&タンクカバーが採用され、デザイン性と機能性を両立させたものとなっている。そして新たなカラーリングとなる“パープル”は従来のスポーティな雰囲気はそのままに、新鮮かつ個性を出すことも可能な色合いとなっている。
快適な走りを生み出すフレーム&エンジン
ボディは軽快なハンドリングと快適な乗り心地を生み出す鋼管製のダイヤモンドフレーム&ロングリヤアームで形成され、軽快さと扱いやすさを高次元でバランスさせた249ccの水冷直列2気筒エンジンを搭載。最新の環境規制(平成32年排出ガス規制)に対応しつつ、エンジン性能を維持し、市街地で常用する低・中回転域での扱いやすさとワインディングなど高回転域での高揚感を両立させている。さらにショートマフラーが奏でる歯切れの良いエキゾーストノートもライダーの気分を盛り上げてくれる。快適なライディングを望む人にはクラッチ操作不要で素早いシフトアップを可能にしてくれるクイックシフターもオプションで用意されている。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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