“ココにカメラを取り付けたい”そのオーダーを叶えるマウント部品、それがマグエバーの「マグプラス」。磁力と吸盤の2つの力を組み合わせることで、直径45mmというコンパクトさからは考えられないほどの吸着力を実現。水にも強く屋外でも使えるというアイテムの、そのワケと便利な使用例を紹介します。
吸着力が4倍!? 秘密は粘り効果!
永久磁石のなかで最も強い磁力を持つネオジム磁石。比較的低価格であるため精密機械の部品などにも普及している素材ですが、酸素との反応がよく、錆びやすいといった欠点も。そこでマグエバーでは、ネオジム磁石をシリコンでコーティングした「シリコンマグネット」を開発。同技術を駆使した「マグサンド」は2019年に発売されてから合計10万個も売り上げ、2019年の文具大賞最優秀賞にも選ばれるほどに。
新商品となる「マグプラス」は、その進化形。ネオジム磁石をコーティングしているシリコン部分に吸盤機能を追加することにより、4倍の耐荷重を実現しました。わずか直径45mmの大きさで、なんと約4.5kgを吊り下げることができます。
こちらの写真は耐荷重実験の様子。横からの力に弱く、すぐズレてしまう磁石ですが、マグプラスでは吸盤になったシリコン部分がぴったりと壁面に張り付き、その弱点を克服しているのがわかります。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする