トイレという空間を通じて、女性も男性も、フェムテックへの理解がより広まってほしい
今回の取り組みについて、株式会社バカンに想いを聞いた。
「弊社のトイレ広告メディアは、オフィスビル・商業施設・公共施設など10,500か所(2023年11月末現在)にて、主に一般の企業様の商品やブランディングに関する広告を配信しております。そのトイレ広告メディアを大学内の啓発活動に活用したいと、金沢大学様からお声がけいただいたのがきっかけになります。金沢大学様のフェムテック普及化のお取り組み目的と内容を伺い、弊社としても応援したい内容でしたため、金沢大学様が制作されたフェムテックコンテンツを同大学構内で配信することに技術協力させていただいております」(株式会社バカン 広報担当者)
フェムテックとトイレ空間は親和性が高い。
「『フェムテック』という言葉と意味についての一般認知は、各種調査でもまだ2〜3割という状況を拝見しており、これから多くの人々にさらに広がっていくべき領域であると弊社も考えております。また、女性特有の悩みについて、トイレ空間は、特にその悩みを強く感じるシーンであると感じています。トイレ空間を通じて女性のみならず男性にも理解が広がることで、お互いが尊重し合う優しい世界の実現を微力ながらもお手伝いできればと考えております。そのため、今回の金沢大学様のお取り組みでは、同校が提供するフェムテック情報を女性トイレだけでなく男性トイレでも配信をしております。
一方で、女性トイレのみを指定して配信できることも弊社トイレ広告メディアの特徴の一つです。なので、今後も拡大していくことが見込まれるフェムテック関連企業・ブランド様の取り組みをPRしていくお手伝いを更に加速していきたいと考えております」(株式会社バカン 広報担当者)
メンテックにも関心を持っている。
「『メンテック』についても、今後更に拡大する領域と考えております。弊社のトイレメディアは、女性トイレだけでなく男性トイレにも数多く展開している唯一のメディアです。我々にしかできない領域として『メンテック』についても積極的にサポートしており、AGAや男性泌尿器科などに関するPRをさせていただいております。
また、2023年9月に実施した弊社の調査において、『男性不妊に悩まれる方がトイレでその悩みが非常に強くなる(93.3%)』傾向があることがわかっています。男性が日常生活の中で抱えている悩みについて、特にその悩みが強くなる場所で、ポジティブな解決法となるアプローチができればと考えています」(株式会社バカン 広報担当者)
金沢大学ダイバーシティ推進機構
https://ipdi.w3.kanazawa-u.ac.jp/
株式会社バカン
https://corp.vacan.com
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この記事を書いた人
ライター金山 靖
文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。
Twitter:@kuunelu5963
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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