「新型ジープを体験」4代目初の改良で“ラングラーらしさ”と乗りやすさが飛躍的にアップ!? バーゲン価格も見逃せない!自動車ライターが試乗レポート
執筆者: ライター/近藤暁史
ラングラーらしさはそのままに質感と使いやすさが向上
インテリアについては全体のイメージは変わらず。シートはサハラとルビコンでラングラー初の12ウェイパワーシート化がされていて、より細かな調整がスムーズにできるので、試乗時もとても合わせやすかった。
大柄な車体に小柄な日本人が乗る際には、この点は意外に重要だ。シート表皮などに変更はなく、今回試乗したルビコンがナッパレザーを使用したプレミアムな座り心地で、サハラが合成皮革、スポーツがファブリックと、グレードのキャラに合わせた設定になっている。スペースやクリアランスはアメリカ車の常で、外観からイメージするよりは狭いが、余裕はあるので問題はない。
武骨さをあえて残したインパネはラングラーの魅力のひとつ。デザイン面での変更はなく、装備的なトピックとして、以前は小ぶりで少々操作しにくかったモニターが大きくなったのは好印象で、今回の改良でとくに歓迎すべき点だろう。
前席にはUSBのほか、12Vのシガーソケット(ライター付き!)が備わり、後席にはUSBに加えて、115Vのコンセントも付いているのはさすがアメリカ車。115Vでも日本の100V対応製品は使えるのでご安心を。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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