【潜入レポ①】インバウンド需要か日本人向けか?「天ぷらスナック」の白熱議論
2商品目に登場した、「揚げ揚げ天ぷらスナック」。筆者は2024年2月に記事でご紹介しています。
筆者がレビューした時から1度改良し、「しょっぱすぎる」「ナスが多い」部分が改善されたのが現在販売されているのが現行バージョンとのこと。しかし「マジボイス実現委員会」で2度目に取り上げられることになった理由は、「まだ味や具材についてマジボイスでご指摘をいただいておりますので、さらに改善し自信を持ってお客様に満足いただけるような商品にしたい」のが理由だそう。ドンキって意外と完璧主義……?
現在販売中の商品はマジボイスによると「『いいよ!』6対『ビミョー』4」で、全体的に評価は良いものの「味が濃いのでおつまみに向いている」という意見がある一方で「味が濃い」「オクラが少ない」「素材の味がしない」「価格が高い」などの意見が多いのだそう。
担当者は「最初のバージョンはシーズニングを5%にしていたが味が濃いとのことで、現行バージョンは3%にしています。それでも濃いという意見があったので、今回は2%と1.5%のサンプルをお持ちしました」と話し、全員で試食しながら議論が進みます。
濃い味を薄めると売り上げが下がる!? 会議で出たドンキらしい決断

現行品、シーズニング2.5%バージョン、1.5%バージョンを試食
「オクラが少ない」という意見については、「原材料によって価格が異なりますので、オクラを増やそうとすると価格がさらに上がってしまう」とのこと。さらに日本人客からは「価格が高い」という意見がある一方で、インバウンド客からはかなり売れている商品だと明かされました。加えて海外の方は日本人以上に濃い味を好む方も多いので、味を薄くしてしまうとインバウンドの売り上げが下がってしまう懸念もある……難しい問題です。

担当者は「マジボイス実現委員会」のために何パターンかの商品サンプルを持参
そもそも「味が濃い」という意見について、担当者によると当初の想定はおつまみとしての販売でした。しかし商品名が「スナック」と冠しているため、おつまみならちょうど良い濃さだけどおやつには濃いと捉えられているのでは……商品名を間違えたのでは?という意見も飛び出しました。また、一気に食べる人とそうでない人がいる話から、小容量にして価格を下げれば良いのではという意見も。
ここで25分を過ぎてしまったため、一旦の改善の方向性として、インバウンド客の方向けにこのままのバージョンで残す・別で日本人の方向けに398円~498円くらいの小容量バージョンを新たにつくる(味の濃さは薄め版&濃いめ版をつくる)ことで議論は終了となりました。色んな好みの消費者がいて、どっちつかずになるくらいなら何パターンか作ってしまえ!というのはドンキらしい決断です。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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