【法則4】タイパ・スペパ意識が生む「時間にメリハリがつく買い物」
生島「節約などお金のメリハリは長く語られてきましたが、現在は時間にメリハリをつける生活者が増えていると考えます。毎日の家事などの作業時間はできるだけ抑え、一方で趣味や家族との大切な時間はたっぷりとって思い切って贅沢したいという意味合いです。その流れで買われているものが、より一層増えていると感じます」
ルンバミニに見る時短家電と「お金・時間のメリハリ」

──ルンバ ミニが代表格ですね。掃除時間を減らす家電です。小型で価格も安くなっていて、スペパやお金のメリハリにもつながっていると思います。
生島「物価高の影響もあり、お金のメリハリは依然として強いポイントではあります。スペパは日本ならではの概念で、こちらも強いポイントです」
高画質プロジェクターやAI活用が拓く“濃厚な時間への投資”


──大切な時間は贅沢に、という文脈ではREGZAやXGIMIのヒットがこのお話に近いと思います。映画やスポーツ、ゲームなど楽しい時間をより濃密に過ごしたいという気持ちから、売れているのかなと。
生島「時間への投資はこれからも注目したいテーマです。時短という文脈では、今AIを使って買い物を時短化する人が増えています。時短や効率化のためのAI活用は広まっていくでしょうし、生活にAIが欠かせない時代が目の前まで来ていると思います」

株式会社博報堂
買物研究所マーケティングプラニングディレクター/生島 岳さん
生活者の購買心理に基づく流通・店頭戦略の支援に従事。近年は、生成AIと買い物の関係などが研究テーマ。
取材・文/金山 靖 撮影/尾島翔太 スタイリング/小林知典 ヘアメイク/萩原典幸 モデル/ヒカルド
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この記事を書いた人
ライター金山 靖
文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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