【即席麺マニア採点】夏に最強“ご当地袋麺”ランキングBEST3「1位は激ウマ!鹿児島×沖縄の90秒タッグ」
執筆者: 食文化研究家/大和イチロウ
【第1位】ゆで90秒の時短設計!鹿児島×沖縄の新作「沖縄丸豚ラーメン」

ヒガシフーズ
沖縄丸豚ラーメン
158円(税別)※希望小売価格
カロリー:363kcal(食塩相当量4.3g)
※やかん亭調べ
栄えある1位は、2026年3月に全国発売されたばかりの新作。まず背景がメチャアツい。製造は鹿児島県日置市の老舗食品メーカー・ヒガシマル(ブランド名「ヒガシフーズ」)ですが、これは沖縄そばの乾麺で半世紀以上の歴史を持つ老舗・マルタケ食品との共同開発品。
2025年10月発売の「鹿児島丸豚ラーメン」に続く“丸豚ラーメン”シリーズ第2弾という位置づけで、鹿児島の製麺技術と沖縄の知見が掛け合わさった、九州・沖縄タッグの一杯です。なんせ麺メーカーと麺メーカーが共同開発というライバル同士がタッグを組むとめちゃくちゃ旨いもんができるという好例です!
最大の特徴は、麺に沖縄県産の「あぐー豚ミートエキス」を練り込んでいること。スープにではなく“麺そのもの”に旨味を仕込んでくるあたり、麺メーカーの意地を感じます。スープは、かつおだしを効かせたあっさり系。沖縄そば特有の、豚と鰹が同居するあの風味のインスタント版という狙いでしょう。
調理してまず感心するのが、細カタ麺で「ゆで90秒」という時短設計。暑い台所に長く立ちたくない夏には、この90秒が効きます。すすると、つるみのあるちぢれ麺に、あっさりかつおスープがよく絡む。こってり豚骨を想像していると、その軽やかさに良い意味で裏切られます。
そして食べ進めるほどに、麺から滲み出るあぐー豚エキスの滋味が効いてきて、淡麗に見えてしっかり旨味の芯がある“あっさり=物足りない”の常識を覆してくるのが、この一杯を1位に推した理由です。手軽さ・新しさ・物語性のバランスが見事で、全国どこでも買える点も新定番にふさわしい一杯です。
[夏のアレンジ]火を使わない!沖縄感マシマシの「もずく+紅しょうが」
沖縄の一杯には、やはり沖縄の食材を。おすすめはもずく+紅しょうがのちょい足しです。味付もずくを、スープの縁にぐるりとたっぷり。仕上げに中央へ紅しょうがをちょこんとのせれば完成です。もずくのつるんとした喉ごしと磯の香りが、かつおだしのあっさりスープと驚くほど好相性。さらに紅しょうがの酸味と彩りが全体を引き締め、最後までさっぱりといただけます。
もずくは沖縄県産が有名で、テーマ的にもバッチリ。ミネラル豊富な海藻&発汗を促す生姜で、夏の食卓にうれしい一杯になります。(もずくのお酢を入れすぎるとむせるのでお酢を切ってから入れることを推奨しますね)
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この記事を書いた人
食文化研究家大和イチロウ
趣味として、時にはカップ麺や袋麺の監修を手がける“中の人”として、日々インスタントラーメンにまみれているラーメンマニア。即席麺「一日一麺」を掲げ、36年で30,000食を実食。その足と舌で日本全国から集めた絶品のご当地袋麺を取り扱う専門店・やかん亭代表。
Instagram:@yamato160
Website:https://yakantei.com/
お問い合わせ:info@yakantei.com
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