【今後の目標】「30歳以上はシニア部門で(笑)」軽妙トークの裏で静かに狙う“さらなる上の番付”

──ここ最近は、幕内力士もフレッシュな顔ぶれが多くなりました。
「20代前半の力士が多いですよね。30歳以上はシニア部門とかに分けてほしいです(笑)というのは冗談で、負けてられないなと思います」
──対戦する力士の研究はしますか?
「対戦力士が発表されたら知りたいですね。何時に帰れるかがわかるので(笑)。対戦相手の研究とまではいきませんが、シミュレーションはしますね、土俵の上で。七月場所で琴栄峰関と初顔だったんですけど、四股が長かった! 僕が右足で四股を踏んで左足で踏もうとしたら、まだ琴栄峰関は右足を上げていたので、僕、上げた手を下げましたもん(笑)。四股をゆっくり踏むから、立ち合いで手をつくのもゆっくりかと思ったら意外と早くて、負けてしまいました」
──取り組み前から駆け引きは始まっているのですね。一山本関の今後の目標を教えてください。
「目標にしている三役っていうのは、まだ達成できていないので目指したいです。今年の一月場所は前頭筆頭で三役に手が届く番付だったんですが、負け越してしまいました。年齢を感じることはありますが、もう1回しっかり気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」
次回の【特別編】では、一山本関のプライベートにフォーカス。言わずと知れたあの推し力士のお話から話題の肌管理まで!? さらには先輩力士との粋なエピソードをご紹介します。(近日公開)

一山本 大生(いちやまもと だいき)
平成5年10月1日生まれ、北海道出身。放駒部屋所属。身長188cm、体重160kg。本名は山本大生。中央大学卒業後、北海道福島町の教育委員会職員を経て二所ノ関部屋(当時)に入門。平成29年一月場所初土俵、令和元年七月場所で新十両、令和3年七月場所で新入幕。最高位は前頭筆頭。序ノ口優勝1回、十両優勝2回。

放駒部屋
元関脇・玉乃島が先代二所ノ関親方(元若嶋津)から部屋を引き継ぎ、2021年12月に再始動。東京都足立区六町に拠点を構え、幕内・一山本や幕下・島津海らが在籍。活気ある若手力士たちが日々切磋琢磨している。
「放駒部屋」オフィシャルサイト
インタビュー・文/糸井千晶(cocon) 撮影/坂下丈洋(BYTHEWAY) 構成/MonoMax編集部
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
※本取材は、九月場所前にご協力いただいたものです
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